はじめに
はじめに少しだけ自己紹介をさせてください。僕は都内在住の8年目のフロントエンドエンジニアのtoshiyaです。フロントエンドクラブの代表を務めています。
フロントエンドクラブとは、社外のエンジニアと同僚のように話せる場をつくることを目指して運営しているコミュニティです。webフロントエンドエンジニアを中心とした、1,000名以上のメンバーが在籍し交流しています。運営は僕を含めた8人のメンバーを中心に現在はプライベートの活動として行っています。
このブログでは、今や参加者1,000人規模となったフロントエンドクラブの発足の経緯と、運営の動機についてお話したいと思っています。(※人数は2023/1/14時点の数字です)
なんとなくの発足
2020年の夏頃「Clubhouse」と言う知らない人と気軽にグループ通話ができるアプリが、爆発的に流行しました。当時はコロナ禍真っ只中ということで人との繋がりを求めていた人が多かったのか、フロントエンドエンジニアの交流用の通話部屋を勢いで開いたところ、瞬く間に多くの人が参加してくれました。
調子に乗った僕は、通話グループのロゴを作ったり、Webサイトを作ったり、LT大会をやってみたりと、様々な取り組みを行いながら、半年ほど週に1回程度のペースでMeetupを開催しました。最終的に通話グループには200名ほど所属してくださり、並行して作ったslackにも100名以上の方が参加してくれました。
しかし年が明けて2021年になると、Meetupで話すことが無くなったり、「Clubhouse」自体のブームが収束したことで、「フロントエンドクラブ」も活動を中止することになります。
リベンジ
活動中止から1年ほどたったある日、当時Meetupによく遊びにきてくれていたHiranumaさんから連絡があり、Kaminalyさんと3人でお会いすることになりました。
そこで「あんな可能性があるコミュニティはなかなかないから絶対続けた方がいい」と背中を押してもらったことで、調子がいい僕は(笑)その日のうちに当時よく来てくれたメンバーに連絡して、第二期フロントエンドクラブを始動させました。
第二期フロントエンドクラブでは、活動がしりつぼみになってしまった第一期の反省を生かし、運営メンバーを固定した上で、ミートアップを開催頻度を初めから落とした設計にしました。また活動の拠点を無料プランが使いにくくなったSlackから Discordに移管したり、ミートアップイベントは宣伝効果を考えTwitterのスペースで開催したり、ロゴやサイトを新しくしたりなど、様々な取り組みを行いました。
最初は「Discordに100人入ってくれたらいいね」なんて運営メンバーで話していましたが、おかげさまで当初の想定を大きく超えて、3ヶ月で700名以上の方に参加してもらうことができました。本当にありがとうございます。(このブログを書いた約1ヶ月後には1,000名を突破しました。)
大事にしていること
そんなこんなでやっているフロントエンドクラブを運営する上で、僕がすごく大事にしてることがあります。それは技術レベルや職種に関係なくみんなが安心して交流できるコミュニティであることです。
フロントエンドクラブを始めるまで、僕自身イベントに登壇するような著名なエンジニアではないし、みんなが参考にするようなブログを書ける訳でもないけれども「色んなエンジニアと技術談義に話を咲かせてみたい。そして新しい知見を得たり時には辛さを分かち合いたい。」と思っていました。
そんな時に始めたClubhouseで、社外のエンジニアと交流し嬉しい気持ちになったことは今でも鮮明に覚えています。その時の感情を振り返ってみると、こんな自分でも業界の一員だと認めてもらったような気がしたことが嬉しかったんだと思います。
僕と同じような思いを抱いている全ての”平凡な”エンジニアが、そして最近エンジニアの勉強を始めたばかりの人も、なんなら直接コードを書いてない人も、もちろんCTOなどのベテランエンジニアも、全ての"エンジニア"が安心して交流できるコミュティでありたい。Webサイトの「社外に同僚を見つけよう。」というコピーにはそういった思いが込められています。人数が多くなっても、この原点は見失わずにフロントエンドクラブを運営していきたいと思っています。
最後に
最初はなんとなく始めたフロントエンドクラブが想像以上規模になり運営メンバーも戸惑っていますが、ここまできたらもう日本中の全フロントエンドエンジニアに参加してもらえないかと思ってます(笑)
別に運営のプロではないし、前述の通り特にすごい人でもないですが、悪いところは少しずつ改善しながら、日本を代表するエンジニアコミュニティを作っていきたいと思っているので、何卒よろしくお願いいたします!
最後に、フロントエンドクラブが多くの人に届くようによければ拡散してもらえると嬉しいです。